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「志望校の合格判定も悪く、このまま受験すべきか」という相談

小6 コマさん

中学入試まで40日をきり、受験に向かって頑張っているコマです。

先日の最後の模試でも思うような結果が出ず(再考圏5%)、寒さとともに厳しさが身にしみて親は結果を見ながら涙する日々です。

受験をやめてもいいよという話も何度もしました。

しかし、子供はわかっているのかいないのか「最後まで頑張るぞ!」といまだ意気も高く、この子は結果が出ても同じような態度でいられるのだろうかと疑問です。

中学入試がゴールではないというのはよく理解しています。ここであえて受験させる意味はありますでしょうか。

頑張ろうという子供を止める勇気もなく、結果が明らかな受験をする意味も見出せず。

なにかアドバイスをいただければ幸いです。

だからといって勉強は毎日やっています。諦めているわけではないのですが、なにかもやもやしていまして。

受験でそれも親がこれほど苦しく感じられるとは思いませんでした。

コマさん、相談ありがとうございます。

いよいよ中学入試まで40日前後を切ったこの時期、親の方がナイーブになるものです。

「もし、ダメだったらどうしよう・・・」

みんな同じことを考えてしまうものです。

気持ちだけではなく、「最後の模試」でも厳しい結果だったら、なおのことでしょう。

模試で合格圏からかけ離れてた成績ですと、塾の先生からも受験校の変更を提案されます。

最後の模試で思わしくない成績だった親の方から、

「模試と入試は違いますよね・・・」

と質問を受けたりしますが、「事実は事実として受け止めるべき」と厳しいアドバイスをします。

傾向も準備も違うでしょうが、同じ学校を受験するライバルが受けた模試での結果なわけです。

実際の入試問題とは問題こそは違いますが、偏差値からは合格にどれだけ近いかは推測できます。

思わしくない成績ということは、

現時点では、合格から遠い地点にいる

ということなのです。

そこを踏まえて、入試までに何をするか?が大切になるわけですね。

ストロングの学生時代のように、「模試はできなくても入試なら解けるだろう!」となんの根拠もない自信なんて通用しません(>_<)

それが現実です。

受験は、「合格」か「不合格」のどちらかの結果が出ます。

もし、不合格だったとき、小学生の子供には精神的ショックはないのか?

ほとんどの場合、ショックを受けない子なんていないと思います。

極端な言い方ですが、「入学させてくれ」と言って受験するわけです。

でも、学校側からは「あなたは当校にふさわしくない」なんて入学を拒否される。

「オレって、ダメなのかな・・・」

と一度は思うでしょう。

親としては、子供にそんな思いはさせたくない。年齢的にも微妙なところだから、こう思うのは、自然なことです。

でも、ストロングは多くの受験生を見てきて思うのです。

ショックを受けても、立ち直ればいい

言うは易く、行うは難しですか?

コマさんも「中学入試がゴールではないというのはよく理解しています」とおっしゃっています。

だから、わざわざショックを受ける必要なんてないんじゃないかとも思える。

確かに、そうなんです。そういう考え方を選択する余地はある。

ただ、ショックから立ち直った子供たちは強くなります。

ショックが大きければ大きいほど、立ち直ったときは大きく成長します。

はなから勝算もない無謀な受験をする意味はありませんが、少しでもわずかでも勝算をもって入試に臨むことができるなら、結果以外のものに意味を持たせることはできるとストロングは思っています。

それができるのは親しかいません。

高校受験で難関校に合格する子たちは、中学受験で残念な結果だった子たちが多く含まれるという事実を知っておいてほしいと思います。

私立の難関中高一貫校では年々高校からの募集が少なくなり、入り口が中学だけになっている学校が多くなっていますが、高校での募集がある学校においては、高校からの入学者に成績優秀者が多いということも知っておいてほしいと思います。

コマさんのお子さんのように、がむしゃらに頑張る子ですと、不合格の場合のショックは大きいかもしれません。

ただ、立ち直りが早いのも、がむしゃらに頑張った子たちなんです。

ショックを受けて立ち直るには、受験する前にあらかじめさまざまな話をしておく必要があるでしょう。

どんな話をするかって!?

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