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中2相談「楽しくラクに学習に向かえる方法がありますでしょうか」

中2
自分から学習に向かうこと、勉強することはできていますが、勉強することが苦痛であり、かなりストレスを感じているようです。楽しくラクに学習に向かえる方法がありますでしょうか」



「自分から学習に向かうこと、勉強することはできて」いる、実にすばらしい、イイお子さんに育てられました。「全然勉強しません」という糸の切れた凧状態の相談が多い中でのこういう相談はうれしい限りです。

第一歩である「自分から勉強する」はできている場合、次の段階に即座に移行しなければなりません。次の段階とは「自分で勉強する」が継続するとともに成果を出すという段階です。

たとえば「自分から学習に向かうこと、勉強することはできて」いるという今の状態を親はどうやって判断しているのでしょうか。

もしかしたら机に座っている時間で考えていないでしょうか?
自分の部屋に行った時間で考えていないでしょうか?

まずその点ですね。

机に座る時間でいえば、ストロングはだれにも負けませんでした。
ずーーーーーーーと座っていましたもん。もちろん勉強はしておりません。本を読むかマンガを読むか、エロ本を熟読するかしておりました。親が階段を上がっていく音が聞こえれば、もちろん勉強していますぜ!アピールはかなりうまかったと思います。

親は勉強していると思っている時間、子供がエロ本を熟読してヘラヘラしていたとしたら悪夢としか言えません!!
そういう意味でまず「自分から学習に向かうこと、勉強することはできて」いることの中身について考えておくべきでしょう。勘違いしている、いや勘違いさせられている親の方も多いですから。

ストロングのような不届きモノのことはさておき、エロ本を読むことなくお子さんは確かに勉強している、つまり中身はちゃんとしているという前提で考えてみましょう。

「勉強することが苦痛であり、かなりストレスを感じて」いるのはこれは皆一緒ですね。

「えっ、これから勉強するの? やったー!勉強だーー!」
こんなことを言う子供は歴史上出現したことはありませんから。

ただ、苦痛はあっても、親がいて「逃げられない」状況であるとか、「ストレス」だけれど「やらねばならない」状況や環境があるだけです。その上で、苦痛はあるけれど「苦痛が少ない」とかストレスはあるけれど「ストレスが少ない」ということはありえますし、そう持っていくように親は考えていかなければならないと思います。

その1つは、中1の方の相談で答えたような「勉強内容」の工夫ですね。勉強となると、わからない問題を延々としなければならないというような状況が続くとすれば、子供は逆切れしてでもしたくないと反抗もするでしょうし。

苦痛と思っていても、「できる問題」であれば、苦痛でも子供は頑張れる。つまり、勉強でなにをするかですね。

たとえば女の子なんかはノートまとめが好きな子が多い。教科書や授業ノートを自分なりの方法でノートにまとめるわけですね。いろんな色を使ってそれはそれはきれいなまとめノートが出来上がります。時間もかかる。ただこれってほとんどの場合成果がないんですな。まとめただけ・・・

えらい長い時間机に座ってまとめノートを作って点数は平均以下・・・問題ですなあ。問題なのは、きれいなまとめノートを作ること=「勉強すること」となっていることです。そういう意味でも勉強内容をしっかり吟味する必要がある。

頑張りなさいよと掛け声だけかけても、「なにをすればいいのか」がわかっていない子供が多いですから、ぜひ「勉強内容について」考えてみてほしいと思います。

それをわかった上で、「楽しくラクに学習に向かえる方法」はこれまた中1の方の相談で詳しく書いたように「できる問題をガンガン解いて」「わたし、いけてるわ!」と思える時間を大事にするということですね。

そうしていくと、英語はこれ、数学はこれというように勉強するときになにをやるかが明確になってきます。少なくとも「私は何をすればイイの?」という状態はなくなる。

あとはテストの結果を見て、もう少し難しい問題にも取り組もうとか課題が出てきますから、テスト結果を見て決めたらイイですね。

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